外来案内
睡眠センター
睡眠時無呼吸症候群の診断から治療
睡眠時無呼吸症候群の診断から治療の流れ

簡易検査(自宅での検査)
パルスオキシメトリー

指にセンサーをつけて、血液中の動脈血酸素飽和度を測定します。無呼吸そのものを測定できる検査ではありません。
しかし、睡眠時無呼吸症候群で、酸素の量が増えたり減ったりする現象を数えることによって、おおよその無呼吸の回数を簡単に推測することができる検査です。
簡易ポリグラフ検査

鼻・指にセンサーをつけて、呼吸状態・いびき・血液中の動脈血酸素飽和度を測定します。実際に呼吸状態を見ることができ、無呼吸の数などがわかります。ただし、睡眠の状態を調べることはできません。
精密検査(病院での1泊入院)
睡眠ポリグラフ検査(PSG)
睡眠時無呼吸症候群の確定診断には欠かせない検査です。大きく分けて、呼吸状態と睡眠状態を調べます。
睡眠の深さや覚醒の頻度、無呼吸低呼吸の回数・長さ、無呼吸のタイプ、酸素飽和度、いびき、心電図、足の動き、体の向きによる影響など、睡眠中の体の状態を詳しく調べることができます。

入院時持参していただくものはコチラでご確認ください。
※睡眠ポリグラフ検査室は、全室個室でセミダブルベッド、TV、シャワー、トイレ付きです。
SASの治療
生活習慣の改善
- 減量
- 禁煙
- 禁酒
- 眠る時の体の向き
CPAP(在宅持続陽圧呼吸療法)

閉塞性SASの中等症・重症には第一選択の治療法といわれています。
耳鼻科的治療
- アデノイド・扁桃肥大切除手術
- UPPP
口腔内歯科装具
歯科に紹介状を持参し、作成
入院時持参していただくもの
- 健康保険証
- 診察券
- 入院証
- いつも飲んでいるお薬・お薬の説明書
- 健康診断や血液検査の結果表(最近3ヶ月以内)
- 身の回りのもの(寝衣・タオル・シャンプーなど)
注意事項
- 当日は18:00までに御来院いただき、1F受付に保険証と診察券をご提出下さい。
- 脳波をとるため、検査前に入浴していただく必要があります。
済ませてから御来院いただくか、病室のシャワー室もご利用いただけます。
(入浴後、整髪料は使用しないでください) - 夕食についてはご相談下さい。
- 検査時はお化粧・マニキュアを落として下さい。
- 検査ではアルコール綿や医療用テープを皮膚に使用します。
かぶれやすい方は事前にご相談ください。 - 退院は翌朝の7時~8時です。お仕事の都合がある場合は、更に早い退院も可能ですので事前にご相談下さい。
検査結果について
検査結果は、解析のため1~2週間程度かかります。
退院時に結果再診(睡眠外来)の予約をおとり下さい。
検査費用について
検査費は、結果再診(睡眠外来)の際にお支払いいただきます。
検査費用の目安:1割負担で約9,000円、3割負担で約27,000円です。
*他に検査やお薬の処方などがあった場合、変わることがあります。