外来案内
病理診断科
病理診断科概要
病理診断科では、診療各科で患者さんの身体から採取された組織や細胞を検査・診断し、病気の最終診断を行っています。腫瘍が、「良性」か「悪性(癌)」かの診断を行うために、病理診断が依頼されることが多いです。
癌の診断には、画像診断、臨床診断が大切ですが、病理診断は最終の確定診断とも言われており、病理診断が重要となっています。
さらに、病理診断では、癌の悪性の程度、癌の広がり、転移の有無も判断しています。これらの病理診断をもとに、各診療科で、癌のステージ(病期)を判断し、治療方針を決めることとなります。
その他に、炎症の原因、炎症の程度なども判断しています。
以前は、他施設に検査・診断を委託していましたが、2011年より院内で全ての病理診断を行う事が出来るようになりました。そのため、より早く診断結果を報告出来るようになりました。
また、診療各科とのカンファレンスに積極的に参加し、正確な診断をするために臨床情報を得るようにし、また、より良い治療につなげられるように、より詳しい病理診断の結果を伝えるように努力しています。